2009年 06月 23日
遂にセブンイレブン御用!
巨像とアリの取引関係。
優越的地位の悪用は常態化している。
排除命令は遅すぎた感がある。
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【本文】
■遂にセブンイレブン御用!■
遂にコンビニ業界に君臨するセブンイレブンに当局から排除命令が下った。
遅すぎたくらいだ。
「賞味期限前に棚から引き上げてオーナー経営者の負担で廃棄処分しろ」というもの。
セブンイレブンの本部にとっては痛くもかゆくもない。
これでブランドを維持しようというわけか。
明らかに優越的地位の悪用だ。
昔、ダイエーが家電品をメーカー希望小売価格よりも安く販売したとき、当時の松下電器の松下幸之助氏が怒った。
「定価で売らなければダイエーには商品を卸さない」と。
ダイエーの中内社長は「だったら松下の商品は売らない」と言い返した。
これがダイエー、松下30年戦争だった。
これは大企業同士の戦い。
セブンの場合は巨像とアリの戦いだ。
急遽セブンが廃棄分の15%を負担すると譲歩案を出したようだが、まだ食べることの出来る商品を廃棄するのはもったいないし、顧客も一瞬安く買えるサービスは待ち望んでいる。
問題の本質を分かっていない。
セブンイレブンはもっと柔軟に対応すべきではないか。
=コンピテンシー宣教師=
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