2010年 08月 16日
品薄報道の危険な落とし穴!
猛暑で品薄報道が目に付く。
赤木乳業のアイスキャンデー「ガリガリ君」もその中の一つだ。
春先のマスクに二の舞ということもあるから・・・。
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【本文】
■品薄報道の危険な落とし穴!■
メディアの報道に「猛暑で売れすぎて○○が品薄」という報道が多くなっいる。
赤木乳業のアイスキャンデー「ガリガリ君」ではHPでまで品薄を陳謝している。
しかし我が家の冷蔵庫の冷凍室にはいつも在庫が豊富にある。
売り上げは前年同月比4割増だそうだ。
新工場で24時間フル稼働し、一日130万本のペースで増産しているがそれでも注文に応じきれないらしい。
夏が過ぎれば冷凍冷蔵庫に大量の在庫が眠っているということにもなりかねない。
たとえば今年の春先、マスクが品薄で各社とも増産に次ぐ増産を行っていた。
だが、エスケーの鈴木社長は生産調整どころかマスク事業から撤退してしまったのだ。
役員も営業部門もみんな猛反対だった。
75歳の社長だけに「ボケが一気に進んだ」と思った人も多かったようだ。
ところが新型インフルエンザは泣かず飛ばずで消えてしまった。
各社とも増産しすぎて、マスクの在庫の山だ。
エステーだけは在庫もなくすっきりしている。
鈴木社長曰く。
「売れすぎほど危険なものはない。必ず反動が来る」と。
売れ過ぎは、メディアの報道の被害でもある。
エアコンのようにかさばるものの在庫は管理費だけでも経営を圧迫する。
=コンピテンシー宣教師=
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