2010年 11月 05日
宝島社、雑誌SWEETはなぜ百万部も売れるのか!
宝島社は、センスと勘と度胸だけで雑誌を作ってきた。
手厳しい指摘をするのは広告会社から転職してきた桜田圭子氏だ。
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【本文】
■宝島社、雑誌SWEETはなぜ百万部も売れるのか!■
雑誌が売れず廃刊、休刊が続いている。
書籍も売れない。
ここ10年で全国から6,000もの書店が消えていった。
インターネットの普及で企業が雑誌に広告を出さなくなった。
そんな中、売れに売れる雑誌を出しているのが宝島社だ。
そんな宝島社も3年前までは衰退の一途をたどっていた。
ピーク時228億円だった売り上げが138億円まで減少し、もはや風前の灯だった。
そこで取られたのが「一番誌戦略」だ。
IN RED という雑誌についてまとめてみると
■ 魅力的なブランドの付録を毎号付けるようにした。
■ 価格を大幅に下げた。(価格弾力性で売り上げ増加を狙う)
■ 付録が見やすいように雑誌の名前の上に重ねて印刷するようにした。
■ 新たな顧客開拓のため、美容室に無償で提供し、販促を展開した。
その結果、発行部数は123万部→36万部→70万部と増えた。
雑誌SWEETも同様の戦略を適用した結果、ことらは100万部も売れるお化け雑誌になった。
全体の売り上げも前年の1.5倍の327億円に増えた。
付録といってもつまらないおまけではない。
今度は40代向けのGLOWを創刊した。
今、宝島社が熱い。
=コンピテンシー宣教師=
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