2010年 11月 15日
技術移転が中国を豊かにし、傲慢にした!
ゴルフのカラーグリップのイオミックという会社は中国を選択肢から外した。
技術を移転してしまえば自分の首を絞めることになるからだ。
そうでなくとも中国製のニセモノが出回っているのだから。
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【本文】
■技術移転が中国を豊かにし、傲慢にした!■
「青は藍から出でて藍より青し」ということわざがある。
弟子が師匠を追い抜くほど成長することで、師匠としてはうれしい限りだ。
一方、飼い犬に手を噛まれることがある。
中国が豊かになって益々傲慢になるのは正に「飼い犬に手を噛まれる」という例えがぴったりだ。
日本企業が大型投資を続け、工場を立て、技術を移転し雇用を生み出し、その結果中国は豊になった。
日本の企業をリストラされたり定年退職した有能な人材を大量に採用し、指導をしてもらって技術を吸収した。
単なる手足の工員にとどまっていればよかったが、最先端の技術を身につけてしまったわけだ。
その結果、「恩を仇で返される」というモデルが出来上がった。
尖閣諸島問題然り。
レアアース問題然り。
日本は、大変な駄々っ子を抱えてしまった。
これ以上技術移転が進めば、日本沈没につながる。
いや、「時すでに遅し」かも知れない。
遅ればせながら海外生産をしようとするメーカーは、中国を選択肢から外し、タイやその他の国を選定している。
それは賢明な戦略のように思う。
=コンピテンシー宣教師=
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