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佐藤工業社長、ガス検知器携行していたかどうか確認できていない。相当いい加減!

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「ガス検知器を携行し、ガス検査をしたかどうか、確認ができていない」と。


これが、工事を請け負った佐藤工業の社長の答え。


一体いつ確認する気なのか。


遺族でなくとも腹が立つ。


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【本文】


■ 佐藤工業社長、ガス検知器携行していたかどうか確認できていない。相当いい加減! ■


29日、4人が死亡した新潟県南魚沼市のトンネル爆発事故で、工事を請け負った佐藤工業の山田英之社長が国土交通省で記者会見した。


「甚大で痛ましい事故を発生させてしまい、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。


トンネルに入った作業員がガス検知器を携行していたかという記者の質問に対しては、「まだ確認できていない」と口ごもった。


詳しいことは、警察が捜査中なので答えられないと逃げた。


経営トップがガス検知器を携行したのかどうかも答えられないようでは、相当いい加減な会社と言われても致し方あるまい。


工事を請け負うとき、国土交通省から文書で有害ガス、可燃性ガスが出る可能性があることを告げられ、わざわざトンネルを掘るコースまで変更していたはずだ。


長い冬の間、トンネル内にどんなガスが溜まっているかは、トンネル専門会社なら察しがつくだろう。


報道機関の調査では、ガス検知もせずにトンネル内に作業員を送り込んだとなっている。


佐藤工業の社長だってガス検知しなかったことを把握しているはずだ。


「まだ、確認できていない」とはあまりにも無責任すぎる。


トンネル工事では、名の通った会社なのに、繰り返しになるが相当いい加減な会社だった。


一時の安全確認を省略して、将来の信頼を失った代償は大きい。


         =コンピテンシー宣教師=


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配信元は彩愛コンサルピア


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by shimo3781 | 2012-05-29 16:27 | 事故 | Trackback