2012年 06月 29日
南鳥島レアアース実用化までの間、都市鉱山のレアアースでしのがなければ!
南鳥島沖に大量のレアアースが眠っていることが分かった。
だが、なにしろ5000メートル以上の深海だ。
掘って、取り出す技術の確立が急がれる。
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【本文】
■ 南鳥島レアアース実用化までの間、都市鉱山のレアアースでしのがなければ! ■
LED照明や液晶テレビ、パソコン、携帯などの部品に使われているレアアースの鉱床が小笠原諸島・南鳥島近くの海底にあることが確認された。
東大教授加藤泰浩氏らのグループが発見したものだ。
資源量は日本の年間使用量である約3万トンの220倍以上と推測されるそうだ。
しかし、5000メートル以上の深い海底だ。
どうやって鉱床(泥)を掘り出して、くみ上げるかが問題だ。
日本のことだから必ず技術を磨いてものにするだろう。
しかし、今すぐとは行かない。
レアアースの9割以上が中国で生産されている。
中国は輸出規制をかけている。
それに対して日米欧がWTOに輸出規制の解除を求めて提訴したが、解決は難しそうだ。
そこで、廃品となった電子機器や電気製品からレアアースを取り出して急場をしのぐ必要がある。
これを都市鉱山と称する。
廃品が他国に輸出されている現実を精査し、国内で確実にレアアースを回収できる仕組みを作るべきだ。
少しはやっているかもしれないが、国家を挙げて取り組むべきだ。
=コンピテンシー宣教師=
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配信元は、彩愛コンサルピア
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