2012年 12月 04日
全国トンネル49本総点検、打音、触手、目視は気休めです。緊急補強すべき!
打音や触手で体の中のがんを発見できるだろうか。
国土交通省が出した総点検の指示は気休めではないかと思う。
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【本文】
■ 全国トンネル49本総点検、打音、触手、目視は気休めです。緊急補強すべき! ■
中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故を受けて国土交通省は3日、高速道路会社と各地の整備局に対して同構造のトンネルを緊急点検するよう通達を出した。
だが考えいも見てほしい。
打音検査、触手検査、目視検査しか方法がない。
この三つの検査方法で異常が見つからないから「トンネルは安全」といえるだろうか。
内視鏡も使わずに胃がんや肺がんを外部からの官能検査で発見するようなものだ。
異常発見率は極めて小さいだろう。
それよりも長年の振動、湧水による劣化やさび、排気ガスによる腐食などによって経年劣化しているのだから、無条件で補強工事すべきなのだ。
フェイルセイフとは、安全サイドにに故障するという意味だ。
つまり、私が言いたいのは古い金属棒が破断したりボルトが取れて脱落しても補強した金属棒が支えてくれるようにすることだ。
たとえば、10~15年に一度の頻度で追加補強することをメンテナンスの標準にすればいい。
時間はかかるがそのほうが安全を高めることにつながる。
補強工事が済むまでの間は、通行止めも致し方ない。
人命は、一時の不便には代えがたい。
= コンピテンシー宣教師 =
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