2014年 01月 12日
こうすれば農薬混入は可能。例えば昼休みに最後に部屋を出る時がチャンス!
確かに作業着のポケットは縫い付けられていて使えない。
だから現場に私物を持ち込めないということにはならない。
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【本文】
■ こうすれば農薬混入は可能。例えば昼休みに最後に部屋を出る時がチャンス! ■
マルハニチロホールディングスの子会社、アクリフーズ群馬工場での農薬マラチオン混入事件は、「農薬テロ」とまで言われるようになってきた。
アクリフーズのもう一つの工場である夕張工場では大幅な減産となり、正社員以外の非正規社員は交代で自宅待機をさせられているという。
とてもお気の毒なことだ。
ところで、作業着にはポケットがなく、私物を生産ラインに持ち込むのは難しいといわれているが、現に従業員の作業靴からマラチオンガ検出されている。
混入させるとき床にたれて、作業員の靴に転移したのであろう。
そこで、どのようにしてマラチオンが持ち込まれ、混入されたかを推理してみることにする。
マラチオンは小さな噴霧機能付きの容器に入れ、たとえばパンツの中に入れて持ち込んだことが考えられる。
お昼休みになるとみんなが我先に食堂に向かうべく入口に殺到する。
だが、犯人はみんなが部屋から出たのを確認してパンツから小さな容器を取り出して、梱包直前の商品にマラチオンを噴霧して回る。
最初は臭いがきついが、1時間もすれば臭いはほとんど消えてしまうだろう。
もう一つ考えられるのは、残業時だ。
残業に入る前に休憩時間があり、みんな休憩室に行ってコーヒーなどを飲む。
この時、居残っていた者が犯人というストーリーも成り立つ。
でも、犯人にしてみれば、昼休みになったときが最も行動しやすいのではないか。
被害届が出され、本格的な捜査が開始されたが、捜査の進展はどうなるか見守りたい。
= コンピテンシー宣教師 =
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