2014年 08月 29日
パイオニアとシャープ、落ち目同士の資本提携解消!
「かわいい子分のてめえ達とも別れ離れになる門出だ」。
落ち目になった国定忠治が子分たちに別れを告げるときの名せりふだそうだ。
名月「赤城山」が思い出される。
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【本文】
■ パイオニアとシャープ、落ち目同士の資本提携解消! ■
28日、パイオニアはシャープとの資本提携を解消すると発表した。
合弁会社における光ディスク事業は業務提携を継続するとしている。
両社は、2007年9月に光ディスク分野等の共同開発に取り組むため、業務・資本提携に関する合意書を締結した。
2009年には、光ディスクの合弁会社「パイオニア・デジタルデザイン・アンド・マニュファクチャリング」も立ち上げている。
業務提携をより密接かつ確実に進めていくために行った資本提携は、当初の目的に達したため、資本提携を解消するとしているが果たしてどうか。
企業間の資本提携は通常、勢いのある企業と提携するものだ。
今回の場合は、落ち目同士の資本提携。
つまり、どちらも金銭的に余裕などないわけだ。
このような資本提携がうまくいくはずもない。
行き詰まっての解消であることは間違いないだろう。
かといって今両社に資本を注入する企業も現れにくい。
お金をどぶに捨てるようなものだから。
「落ち目」。
それにしても、響きの悪い言葉だ。
= コンピテンシー宣教師 =
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