2014年 09月 15日
6年ぶりに高卒者の求人倍率が29都府県で1倍を超える!
大卒者に内々定を出しても次々キャンセルされて途方に暮れている企業は多い。
高卒の就職希望者の求人倍率もついに1%を超えた。
働き甲斐のある職場環境と育成システムを整備しないと短期間で辞められるリスクがある。
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【本文】
■ 6年ぶりに高卒者の求人倍率が29都府県で1倍を超える! ■
厚労省の発表によれば、来春3月に就職を希望する高校生の求人倍率が、1,28倍と6年ぶりに1倍を超えることが分かった。
1倍を超えるのは29都府県である。
現代の世相を反映して特に人手不足なのが、
1.建設業界
2.バスやトラック業界
3.飲食などのサービス業
の3業種だ。
建設関係では募集のチラシを撒いても集まるのは高齢者ばかり。
バス業界やトラック業界も大型二種免許、大型特殊免許保持者が特に人手不足だ。
大型二種や大型特殊免許は普通免許を取得してから3年経過してからでないと免許を取得できないから大変だ。
でも、心あるバス会社などは高卒新人を採用し、他部署で働かせながら会社が支援して大型免許を取得させている。
飲食業界は、アルパイやパート主体だが、特にアルバイトが集まらない。
すき家やワタミなどがブラック企業に指定されてからは特に集まらないらしい。
ヤマダ電機に至っては栄えある(?)ブラック企業大賞を受賞した。
これからは量販店も人手不足に悩むだろう。
働き甲斐のある職場環境や人財育成システムを提供できない企業は、高卒新人に短期間で辞められるかもしれない
しっかり対策を講じてほしいものだ。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は、彩愛コンサルピア
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