2016年 10月 20日
自殺問題、電通鬼十則は今の若い子にはそぐわない!
肉体労働は何とか耐えられる。
しかし、暴言や人格を否定するような言葉は相手の心をずたずたに傷つけてしまう。
自殺の原因は鬼十則にある。
今の若い子にはそぐわないから鬼十則持ち出すのはやめてほしい。
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【本文】
■ 自殺問題、電通鬼十則は今の若い子にはそぐわない! ■
東大卒の才女が自殺に追い込まれたのは残念なことだ。
長時間の残業はどちらかというと肉体労働だ。
若者ならぐっすり眠れば疲れは取れるかもしれない。
だが、セクハラはそうはいかない。
報道によればずいぶんひどい言葉、すなわち暴言を浴びせられていたという。
今の若い子たちはストレス耐性が弱い。
電通には鬼十則があり、幹部や管理職はこの鬼十則に基づいて鍛え上げられてきたことだろう。
いくつか例を挙げてみよう。
* 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
* 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
* 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
「こんな企画書あるか、お前は進歩がないじゃないか。それでも東大出ているのか」などと罵声を浴びせられる。
それも毎日だ。
これでは精神的に参ってしまう。
長時間残業を見直すことには賛成だ。
だが、なによりも幹部や上司の鬼十則的暴言を問題にする必要がある。
心に受けた傷はそう簡単には癒されるものではない。
=コンピテンシー宣教師=
配信元は、
彩愛コンサルピア
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