2017年 03月 24日
大工職人に標準時間を設定した住宅会社!
仕事のできる人はみんな仕事が速い。
その上出来栄えがいい。
ダラダラやっている人は長時間要して出来栄えが悪いから最悪だ。
スピードアップを図るには標準時間を設定し、上手に段取りをしてから仕事に着手することだ。
========================
【本文】
■ 大工職人に標準時間を設定した住宅会社! ■
大工さんは日本を代表する立派な職人だと思う。
しかし、大工さんの動きを観察しているとムダが多すぎる。
もの探しで貴重な時間が食われてしまう。
あっちへ行ったり、こっちへきたりで歩行時間がめっちゃ多い。
大工さんの日当はかなり高いから作業工数を短縮すれば建設費は下がると考えた住宅建設販売会社の社長がいた。
大工仕事をいくつかのユニットに分類して各ユニットごとの標準時間(ST:Standard Time)を設定し、単位時間当たりの工賃(例えば1分いくら)を明確に示した。
考えた大工さんは、5Sを徹底してもの探しを無くすようにし、使う材料や道具は作業する直ぐそばに準備してムダな歩行を無くすようにした。
仕事がはかどるから建設工賃が激減し、大工さんはもちろんこの会社も競争力がついた。
標準時間を設定してその時間内に収まるように工夫すれば競争に勝てることが分かった。
= コンピテンシー宣教師 =
配信元は彩愛コンサルピア
コンピテンシーを学びたい人にお勧めの本は、こちら
メルマガ「コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる」は、こちら
メルマガ「問題解決メルマガセミナー」は、こちら