2017年 11月 08日
第二創業で脱下請けを実現する会社!
第二創業とは、すでに事業を営んでいる企業が業態転換や新規事業に進出することを言う。
下請けに甘んじていた企業が起死回生の第二創業で躍進している例は多い。
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【本文】
■ 第二創業で脱下請けを実現する会社! ■
多くの中小企業は下請けに甘んじてきた。
高度成長時代やバブル期は下請けでも結構うまみがあった。
営業活動をしなくとも親企業から仕事が舞い込むからその点では楽だった。
購買窓口や技術部門の担当者に付け届けを送ったり接待しておけばかわいがってもらえた。
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バブル崩壊以降はQ(品質)、C(コスト)、D(納期)で厳しい対応を求められ、海外シフトの影響や2社購買戦略で注文も減らされた。
そのことを予測して早くから第二創業を立ち上げる準備に余念のない企業があった。
例えば、Tバネ工業は大量生産の小物バネから完全撤退し、多品種少量生産の特殊な大物バネ(板バネ、タケノコバネなど)に転換した。
どこでも作れるバネではないため、一切値引きをしないのに次々注文が舞い込むから笑いが止まらない。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア