2017年 12月 31日
既存の顧客と新たな顧客のどちらが大事か!
新車に取り付ける部品の納期と修理用の部品の納期がバッティングしたら、普通の会社ではどちらを優先するだろうか。
恐らく新車の納期を優先するのではないか。
なぜなら既に所有しているお客様には不義理をしてでも新車のお客様が大事だと考えるからだ。
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【本文】
■ 既存の顧客と新たな顧客のどちらが大事か! ■
建設機械の大手であるのK社にはしっかりした「社内ルール」がある。
時として入手困難な部品があるものだ。
その部品が建設機械の納期に影響を与える。
その部品が逼迫してしまい、新車に使うかユーザーの建機のメンテナンスに使うか二者択一を迫られることがある。
多くの会社では新車を購入してくれるお客様が大事と考えるから既存顧客の建機のメンテナンスは後回しに考えるのではないか。
ところがK社では既存のお客様のメンテナンスを優先させることにしている。
お客様は企業を3回評価する。
買う前、買うとき、買った後の3回だ。
買った後にお客様に後悔させてはならないと考えるからで、確実にリピーターを創ることを重視しているのだ。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア