2018年 02月 15日
野良犬営業に挑戦して活路を拓く!
Y電機では、かつてロボット事業部はお荷物部門だった。
「お前らは稼ぎがないのだからエレベーターに乗らずに階段を歩け」と言われていた。
完全にセクハラだ。
新任のT事業部長は「犬のように嗅ぎ回る営業をやれ。そして仕事を獲ってこい」と命じた。
==================================================
【本文】
■ 野良犬営業に挑戦して活路を拓く! ■
ロボットで世界有数のシェアを持つY電機もかつてはロボット事業はお荷物部門だった。
「赤字を垂れ流す部門の連中はエレベーターに乗る資格はない」とまで言われていた。
悔しいが本当に階段を上り下りしていたそうだ。
その事業部にT氏が事業部長として回されてきた。
T氏はロボット部門を発展させ、後にY電機の社長に上り詰めた人である。
T事業部長はみんなを集めて「野良犬のように嗅ぎ回れ。そして仕事を獲ってこい」とハッタリをかました。
ある営業マンは用があってもなくてもホンダの工場に毎日通い、匂いを嗅ぎながら各部署を回って情報を集めていた。
すると「あ、Y電機さんさん、ちょうどいい。こんなロボット作れない?」と声を掛けられた。
急いで会社に戻り、関係者を集めて提案書に纏めてホンダにいき、「是非やらせてください」と言って受注に結びつけ、短期間でお荷物部門を脱することができた。
= コンピテンシー宣教師 =
==========================================
配信元は彩愛コンサルピア