2006年 12月 01日
小さなカップ麺メーカーがヒットを飛ばすわけ!
【本文】
■小さなカップ麺メーカーがヒットを飛ばすわけ!■
今、カップ麺メーカーの寡占化が進もうとしている。
敵対的買収に悩まされていた明星食品に日清食品が友好的買収でケリ。
だが、今カップ麺メーカーは低利益にあえいでいる。
カップ麺メーカーが年間に開発するカップ麺のアイテム数はざっと800種類。
早いものはたった二週間で生産中止になるという。
開発費倒れで、当然コスト的に合わない。
各メーカーはコンビニやスーパーの棚割りを失いたくないため、かなり無理をしているのだ。
そんな中、「十勝新津製麺」という小さなメーカーに大手コンビニから開発依頼が殺到しているという。
麺はゆでてから冷凍、これが歯ざわりがよくて旨いという。
具も差別化されている。
たとえば花咲ガニも惜しげなく使う。
価格は高いがヒットしている。
「十勝新津製麺」の社長は「返品はしない」という条件でコンビニに納入している。
強いはずだ。
成熟市場でもきらりと光るガリバーがいるということを心に留めたい。
=コンピテンシー宣教師=
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