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三菱ふそう、ハブ破損の予測技術は甘すぎる!





【本文】

■三菱ふそう、ハブ破損の予測技術は甘すぎる!■

三菱ふそうトラックバスの大型トラックの前輪ハブがリコール対策部品でも100万キロ走行前に亀裂、破損する事故が発生している。


社会問題を引き起こした当時、


対策部品では2割の過積載で100万キロ走行しても亀裂は発生しないとしていたが、実際はそれ以下で亀裂、破損に至るというもの。


時間の経過と共に品質が劣化するのは品質管理の中でも難しい。


信頼性管理の領域だからだ。


ここでは、予測技術のレベルがものをいう。


さまざまな模擬実験を積み上げて品質劣化の進行を予測し、事前に対策を講じる学問だ。


三菱ふそうに限らず今大手メーカーの信頼性に関する品質問題は多すぎる。


そして莫大な対策費用と社会的信用を失墜させている。


原点に立ち返って品質管理をすべてに優先させる戦略に舵を切りなおさなければ、日本のモノ作りは失地回復できなくなる。


削ってならないコスト、それは品質コストだ。


      =コンピテンシー宣教師=

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by shimo3781 | 2006-12-10 16:22 | 企業体質 | Trackback