2007年 02月 22日
偽装請負を認めないキヤノンの思惑!
【本文】
■偽装請負を認めないキヤノンの思惑!■
請負会社で雇われ、キヤノンの工場で働く青年が国会で告発することになった。
彼は7年間請け負い会社に雇用され、キヤノンの工場で働いてきたが、キヤノンの社員から指導を受けながら腕を磨き、事実上キヤノンに派遣されたも同然の偽装請負状態だった。
昨年の秋、栃木労働局に内部告発し、さらにキヤノンユニオン宇都宮支部を立ち上げ、自ら支部長に就任。
正社員になり、契約更新におびえることなく働きたいと訴えている。
しかし、キヤノンは偽装請負そのものを否定している。
キヤノンほどの会社がなぜ?
キヤノンといえば人を大切にする会社として信頼を築いてきたはずだ。
創業者は産婦人科の医師。
伝統的に人を基軸にした経営が自慢だった。
今、御手洗会長は経団連会長兼務だ。
偽装請負を認めることによる他の大企業への波及を恐れているのではないか。
トレンドは、正社員化。
かたくなに拒否し続けるとこれまで築いてきたキヤノンブランドにも傷がつく。
是非考え直してほしいと願う。
=コンピテンシー宣教師=
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配信元は、彩愛コンサルピア
Windows Mode 2月号「人間力養成講座」の中で「読んでおきたい一冊」として採り挙げられました。
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」
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