2007年 05月 20日
日産ディ、ワンマン経営者の引退のタイミング!
【本文】
■日産ディ、ワンマン経営者の引退のタイミング!■
どん底だった日産ディーゼルを見事再建に導いたのが仲村 巌社長だ。
カルロス・ゴーン社長の下、日産リバイバルプランの策定と実行に携わり、手腕を発揮した。
仲村氏が日産ディーゼルの社長になったとき、日産ディーゼルは瀕死の状態だった。
資産なし、あるのは4,000億円近い借金。
しかし、「人材はいた」と自ら述懐しておられる。
どん底のときこそワンマン経営者の出番。
そして尿素水を使って厳しい排ガス規制をクリアした大型トラック「クオン」の開発を成功に導いた。
その開発チームを率いた竹内専務を次期社長に指名し、6月の株主総会で引退するという。
仲村社長は「ワンマン経営者がこれ以上やるとワンマンの弊害が出る」と。
引き際を心得ているすばらしい経営者だ。
ボルボの傘下に入り、特にアジア地区で優位に戦っていく下地はできた。
=コンピテンシー宣教師=
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配信元は、彩愛コンサルピア
Windows Mode 2月号「人間力養成講座」の中で「読んでおきたい一冊」として採り挙げられました。
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