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成果主義と決別した三井物産!



【本文】


◆成果主義と決別した三井物産!◆


時代のトレンドとして成果主義をこぞって導入した企業は多かった。


しかし成果主義は企業にどんな成果をもたらしただろうか。


結果はぱっとしなかった。



ぱっとしないばかりか三井物産では3人の逮捕者を出した。



国後島でのディーゼル発電不正入札、ディーゼル自動車排ガス装置のデータ捏造事件だ。



いずれも見せかけの業績を上げるための社員のあせりの末路だった。



富士通では退社した元社員が暴露本をだし、「後出しじゃんけんの成果主義」と揶揄した。




京セラでは成果主義を導入しなかった。



ぶつぶつ社員を生むだけで何の効果もないと切って捨てた。



短期で成果を出さなければ賃金が下がる仕組みは弊害が多い。


成果といわれても困る縁の下の力持ち的立場の社員も多い。


研究開発部門は実りがあるかどうかも分からない将来のことをやっている。



じっくり腰を落ち着けて仕事に取り組み、やがて花開く仕事は多い。



成果主義と決別し、戦略実現型の賃金制度を検討してはどうか。



その中に目標管理も入ってくる。



そしてチーム活動で成果を追い求めるプロジェクト型の組織活動のほうが日本人には向いているはずだ。



           =コンピテンシー宣教師=


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配信元は彩愛コンサルピア


Windows Mode 2月号「人間力養成講座」の中で「読んでおきたい一冊」として採り挙げられました。
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」


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by shimo3781 | 2007-09-25 17:44 | 人事労務 | Trackback