2007年 09月 27日
御手洗会長の証人喚問は意義がある!
【本文】
◆御手洗会長の証人喚問は意義がある!◆
キヤノンという会社はもう少し正義感のある誠実な会社だと思っていたが、残念この上ない。
業績も堅調で何も偽装請負などする必要もない会社のように見えるのだが。
優良企業のブランドに大きな汚点を残した格好だ。
請負会社の人間にキヤノンの人間が部下同然の扱いをしてはならない法律だという。
派遣社員にしておけば問題がなかったのだろうが。
いま派遣会社の費用は高騰の一途だ。
優良派遣会社は健康保険の制度も整っているし、社員教育もきっちりやっているところは多い。
有能な社員を派遣できる体制を整えて差別化を図ろうというものだ。
キヤノンは御手洗会長の父が興した会社だ。
その父は産婦人科の医師だった。
人の命、人の心を大切にするDNAが受け継がれているはずだった。
いつの間にか利益至上主義に変化していったのだろう。
民主党は御手洗会長の証人喚問をぶち上げた。
与党は反対だが、参議院でなら実施できる。
この当たりでキヤノンやキヤノン的会社に警鐘を鳴らすことは今後のためにもいいことではないか。
どう弁解するか興味がある。
=コンピテンシー宣教師=
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配信元は、彩愛コンサルピア
Windows Mode 2月号「人間力養成講座」の中で「読んでおきたい一冊」として採り挙げられました。
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」
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