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赤福餅は長年「黒腹(くろふく)餅」だった!




【本文】


◆赤福餅は長年「黒腹(くろふく)餅」だった!◆


300年以上続いているという伊勢の赤福餅は30年以上にわたって「黒腹(くろふく)餅」だったことが暴露された。


さも今日作りたてのように装い、実は冷凍品を解凍して売っていたというわけだ。


食品衛生上は問題なかろう。



冷凍品も今作ったものも味や旨みに遜色はなかろう。


そんなことはどうでもいいのだ。



要するに冷凍品がたくさん出回っていたという事実が問題なのだ。



社長の記者会見は「お詫び記者会見」になっていない。



むしろ「居直り会見」だ。



一番多く含有する砂糖を一番最後に表記するのも違反だそうだ。



赤福は経営努力をしなくとも外部要因が追い風となり、伸びてきただけのことだ。



その外部要因とは「伊勢神宮」だ。



お伊勢参りをすればバスガイドまでが赤福を宣伝してくれる。


お土産に一つ買ってみようかとなる。



いつの間にか全国の主要都市でも売られるようになって全国に知られるようになった。



このような老舗企業に見られる現象が「暖簾らあぐら」だ。



北海道では白い恋人が不祥事を起こしたばかりだ。



冷凍品は包装を識別して堂々と「冷凍品」と表示したらいい。



そのほうがむしろ共感と支持を得るだろう。



顧客の離反が待っている。




「黒腹(くろふく)餅」はもう買うまい。



           =コンピテンシー宣教師=


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配信元は彩愛コンサルピア


Windows Mode 2月号「人間力養成講座」の中で「読んでおきたい一冊」として採り挙げられました。
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」


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by shimo3781 | 2007-10-14 17:07 | 企業風土 | Trackback