2007年 11月 11日
トヨタがバイオ、緑化事業に力を入れるわけは!
【本文】
◆トヨタがバイオ、緑化事業に力を入れるわけは!◆
華やかなモーターショー開催の一ヶ月前に「国際ガーデン&エクステリアEXPO」が幕張で開催された。
このとき、トヨタの意外な商品が人々の関心を集めたという。
それはバイオ緑化事業部が出展した花や芝生だった。
自動車メーカーのトヨタがなぜ花や芝生の新種開発などに力を入れているのか。
1998年、当時の奥田社長が「排ガスなどで地球に負荷をかけている企業として、水不足や食糧不足と言った地球規模の問題解決に取り組まなければならない」と号令をかけたことに始まる。
バイオ緑化事業は完全な赤字事業だ。
でも止めるわけにはいかない。
自動車から排出される二酸化炭素を吸収する植物の開発は経営戦略の重要な柱に位置づけられているからだ。
自動車メーカーの単なる社会貢献だけでは、もはや人々の支持は得られない。
トヨタのような企業が次々現れてほしい。
そうでないと便利な自動車で地球の環境破壊が進むことに歯止めが掛からなくなってしまう。
=コンピテンシー宣教師=
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配信元は、彩愛コンサルピア
Windows Mode 2月号「人間力養成講座」の中で「読んでおきたい一冊」として採り挙げられました。
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」
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