2008年 01月 01日
リゾート施設のような工場もある!
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【本文】
■リゾート施設のような工場もある!■
工場はとかく3K職場と揶揄される場合が多い。
3Kとはきつい、きたない、危険というわけか。
鋳物工場、機械加工の工場もその類だ。
しかし岐阜県にある「鍋屋バイテック」という会社は違う。
室町時代創業だが刑務所みたいな工場だったとは岡本太一会長の弁だ。
鋳物、そして機械加工が得意で、プーリーでは国シェア8割というから驚く。
総工費105億円、30年かけて完成させた工場は工場ならぬ公園だった。
食堂、フィットネスルーム、プール、バーまである。
社員のための福利厚生施設だ。
作業着はポロシャツ、トレーナーを季節によって衣替えする。
女性がなんと4割も。
売り上げは4倍の80億円に伸びた。
みんな誇りを持って楽しそうに笑顔で働いている。
多品種微量生産が得意。
午後2時まで注文すれば翌日には届くから顧客にとってはうれしい。
下請けに甘んじたときもあったが一切止めた。
言われるままにやるから頭を使わなくなる。
主導権は相手に握られ、要らなくなれば「ハイさようなら」だ。
価格は海外モノよりもずっと高いが、ほしいときすぐ手に入る顧客価値が受けているのだ。
全員が正社員。
社員を大切にする会社が繁栄するモデルだ。
社員をコストカットの対象にしている企業は是非ベンチマークする必要があると思う。
=コンピテンシー宣教師=
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配信元は、彩愛コンサルピア
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