2008年 07月 30日
WTOは永遠に合意しないだろう!
【本文】
◆WTOは永遠に合意しないだろう!◆
WTO(世界貿易機関)の年内合意は絶望になった。
関税をかけないで貿易しようということがそもそもの発端だが、これは所詮無理な話だ。
それぞれの国にはそれぞれの国の事情というものがある。
そういう意味ではWTOは貿易に対する暴力といえなくもない。
特に自国の農業はお互いに保護しておかなければ、輸入相手国の情勢や国際情勢が激変すれば大変なことになる。
今、穀物は高騰し世界中が食糧危機に見舞われているではないか。
関税を下げるかゼロにすれば農業は壊滅的な打撃を被る。
気づいたときは食べるものが手に入らないかことにもなりかねない。
先進国と新興国が満場一致で合意できる案件ではないということだ。
それよりも気に入った国同士がFTA(自由貿易協定)を締結するほうがずっといい。
アメリカのように余れば買え、買えコール。
不足すれば大幅高騰ということだ。
これで国益を守っているという考えなのだろう。
食料は基本はどこの国も自給でなければならない。
不足のものをお互いに輸入に頼るというのが本筋ではないか。
二国間貿易でお互いの利益を確保する友好的な貿易こそが大事と思うがどうか
=コンピテンシー宣教師=
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