2024年 03月 14日
上に立つ人ほどバランス感覚が大事になります!
時により過ぎれば民の嘆きなり、八大竜王雨止めたまえ。
~源実朝氏の言葉~
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【本文】
■上に立つ人ほどバランス感覚が大事になります!■
一大改革を成し遂げた人を見てみると異人・変人と思しき人が多いように思う。
しかし、異人・変人と思しき人の中で成功した人は、敵を味方に付ける特殊な能力にも長けている。
日産を再建させた逃亡中のカルロス・ゴーン氏は「抵抗勢力は怖くはない。
怖いのは無関心な人たちだ」と語っていた。
抵抗すると言うことは関心があるからいろいろ理由をつけて抵抗するわけだ。
無関心な人は「見ざる、聞かざる、言わざる」だから怖い。
最後は必ずと言ってよいほど改革の足かせになるのだ。
農業者にとって雨は絶対に必要だが、度が過ぎれば水害になるから厄介だ。
会社が大ピンチで再建を急ぐときはワンマン経営が必要だが、安定期になったらワンマン経営は裏目に出る。
上に立つ人ほど「バランス感覚」を磨くことが大事なのだ。
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2024年 03月 13日
談話室を設ければ、そこが情報の宝庫になります!
まじめな雑談の重要性を示すよい例が「喫煙室」だ。
ここが情報の宝庫だとよく言われる。
居るだけで自然と情報が多くなり、アイディアが生まれる土壌となる。
~後藤卓也氏の言葉~
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【本文】
■談話室を設ければ、そこが情報の宝庫になります!■
愛煙家は社会から締め出された。
多くの企業でも愛煙家は年々肩身が狭くなっており、喫煙室も亡くなってしまった。
「喫煙室」の代わり「談話室」を設けたらいい。
休憩時間などにコーヒーやその他のドリンクを飲みながら“わいわいがやがや”やる場所が絶対に必要だと思う。
ここではいろいろの部署の人たちが集まり、情報交換できるのだ。
eメールが発達し、必要な情報交換はeメールに置き換わってしまった。
しかし、メールを読んでそのままおしまいだったり、中にはメールを開いて読んでいない人もいて、これでは情報は遮断されたに等しいわけだ。
管理職も「談話室」に積極的に足を運び、部下たちと交流して情報交換の輪の中に入れば、そこが情報の宝庫であることに気付けるはずだ。
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2024年 03月 12日
計画は走りながら軌道修正する手もあるのです!
「理」が6分程度でも、皆の納得感さえ得られれば、あとは走りながら軌道修正すればいい。
~井上礼之氏の言葉~
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【本文】
■計画は走りながら軌道修正する手もあるのです!■
「完ぺき主義」の経営者もいるが、中には「猪突猛進型」の経営者もいる。
前者は完璧でなければ動き出さないからそのうちに賞味期限が切れてしまい、やり始めたときは既に世の中の変化に遅れてしまうことにもなりかねない。
後者はよく考えもせず猪のように突っ走り、ブレーキが利かないから間違った方向に走っていることに気がついたときは無残な結果になる。
立てた計画に6分の「理」があるなら皆を納得させ、走り出し、あとは走りながら軌道修正すればいい。
計画が完璧と思って走り出しても想定外のことがいろいろ起こる。
だから計画が6分程度の完成度でも走り出し、壁にぶつかったら軌道修正しながら進めることを最初から織り込んでおけばいいというわけだ。
変化の先頭に立つことはきわめて難しいから、少なくとも変化に遅れないようにピッタリ付いていく必要があるのだ。
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2024年 03月 11日
顧客の立場で考えるとヒット商品が生まれます!
今の時代に大切なのは“顧客のために”ではなく“顧客の立場で考える”ことです。
~伊藤敏文氏の言葉~
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【本文】
■顧客の立場で考えるとヒット商品が生まれます!■
ほとんどの企業が「顧客のために」と日夜商品開発に努力している。
しかし、どうすれば「顧客のためになる商品に辿り着けるのか」が問題だ。
そのためには「顧客の立場で考える」ことが出発点になる。
「顧客価値の創造」はここから生まれていくのだ。
企業側が良かれと思って開発した商品がちっとも受け入れられない例が多いのは、顧客のためにならなかったと言うことだ。
実際、顧客が気づいているニーズもあるが顧客すら気づいていない潜在ニーズもある。
だから顧客の立場で考える必要があると言うことだ。
宴会で乾杯するときアルコールの飲めない人、あるいはこれから車を運転する人は疎外感を感じていたことだろう。
飲めない人やこれから車を運転する人の立場になって、キリンはアルコールゼロのビールを開発したところ爆発的なヒット商品となり、競合他社も追随した。
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2024年 03月 10日
一番大切な人が召し上がることを片時も忘れないこと!
信号機を設置するだけでは交通事故はなくならない。食品関係の事業では自分の一番大切な人が召し上がるんだという気持ちを忘れないでおこう。
~大山轟介氏の言葉~
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【本文】
■一番大切な人が召し上がることを片時も忘れないこと!■
相変わらず食品の偽装問題は跡を絶たない。
特に産地の偽装は日常的に行われている。
倉庫業者や物流業者が偽装に手を貸している例さえある。
「産地偽装」は、安く仕入れたものをブランド品と偽装して売るから儲かる。
一度味をしめるともう抜け出せず、常習犯になってしまうのだろう。
最近こそ聞かれなくなったが、昔はよく米の産地偽装をしていた米屋の経営者が摘発されたものだ。
外米も含めて何種類もの米をブレンドし、発覚しにくいように細工して、例えば「新潟産こしひかり」と表示して売っていた。
このような不祥事が発覚すれば、一発で会社も経営者も地に落ちてしまうのだ。
食品業界の経営者は、一番大切な人が召し上がると言うことを片時も忘れないことだ。
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