2026年 01月 17日
優秀な人材を各部門に均等に配置する会社は強い!

設計至上主義に凝り固まった古いニコンを壊し、顧客に目を向けた普通の会社に変える。
~刈谷道郎氏の言葉~
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【本文】
■優秀な人材を各部門に均等に配置する会社は強い!■
多くの製造業では、開発設計部門に優秀な人材を配置したものだった。
製造部門にはごく普通の人材を配置するのが常だった。
検査部門ともなると責任者以外はアルバイトやパート社員で茶を濁したりした。
品質確認というよりは、外観に傷や汚れがないかをチェックする程度に考えていたわけだ。
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私は、若いとき日立製作所の子会社で働いた経験を持っている。
今はどうか分からないが、当時は設計開発部門にも製造部門にも検査品質保証部門にも均等に優秀な人材を配置していたことを鮮明に覚えている。
しかも、検査品質保証部門には強力な権限が与えられていて、評価試験に合格できなければ量産には移れない仕組みだった。
検査で不合格になった製品のロット全体が出荷停止になることもしばしばあった。
ニコンの狩谷社長が普通の会社に変えると言ったのは、「日立のような会社のこと」ではないかと推測される。
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2026年 01月 16日
顧客の変化に気付かず売れ行きが極端に落ち込んだ大企業!

設計担当者には「良いものを作れば売れる」という意識が強すぎた。
競争がほとんどなかったフィルムカメラで育ったことも影響していたのだろう。
~木村眞琴氏の言葉~
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【本文】
■顧客の変化に気付かず売れ行きが極端に落ち込んだ大企業!■
戦後間ない頃の日本製品の品質は散々たるものだった。
例えば、鉛筆を削っていくと鉛筆の芯が途中からなくなるものもあった。
家電品に対しては「当たり外れがあるのよねえ」という消費者の声は至る所で聞かれた。
日立製作所が製造したクロスバー交換機が据付のため現地に運搬されただけで作動しなかったため、「夜店のオモチャ以下だ」とひんしゅくを買ったこともあった。
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そんなこともあり、「品質の良いものを作れば確実に売れる」時代が続いた。
プロダクトアウトの時代を反映した言葉である。
だが、時代が変わり、買い替え需要期になると、お客様は良いものだけではなく、自分たちの好みの商品を求めるようになった。
ニコンの設計担当者たちは、この市場の変化に気づくことができずに、「良いものを作れば売れる」という固定観念に固執するあまり、売れ行きが極端に落ちたのだった。
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2026年 01月 15日
サントリーや経済同友会を辞任したN氏は「やっぱり」だった!

組織は「長」こそ全てです。
~鳥羽弘道氏の言葉~
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【本文】
■サントリーや経済同友会を辞任したN氏は「やっぱり」だった!■
ウイークデイだというのに、取引先などと一緒にゴルフに興じている社長は結構多い。
夜は、お気に入りの女将がいる行けつけの小料理屋で下地を整え、高級クラブで楽しく過ごしている社長も結構多い。
こんな「長」が経営する企業が、未来永劫も安泰であるわけはないだろう。
「絶対に羽目を外すな」とは言わないが、羽目を外すのは年に1回か2回に抑えるべきだ。
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さも立派な「会長」に見えていたのに、決して立派ではなかったのがサントリーホールディングスの会長だった「N氏」だった。
ローソンの社長時代から時々とっぴなことを言い出す人物ではあった。
麻薬取締法違反の疑いがあるとかで警察の事情聴取を受けたことから、サントリーは強く辞任を迫り、あっさり会長を辞任したが、テレビカメラの前では不満タラタラだった。
経済同友会の代表幹事も辞任に追い込まれた。
鳥羽弘道氏の「組織は『長』こそすべて」というのは、全くその通りだ。
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2026年 01月 14日
見る視点をいくつも持たなければ顧客のニーズは読めない!

「見て気付くこと」、「見えないものから見えてくること」の複眼思考を磨いておけば、激しく移り変わるお客様の変化にも対応できるはずだと考えるようになりました。
~中村胤夫氏の言葉~
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【本文】
■見る視点をいくつも持たなければ顧客のニーズは読めない!■
高度成長期は、はっきり言って「プロダクトアウト」の時代だった。
企業の技術や独自のアイディアを優先し、作りたい製品を市場に投入すれば、飛ぶように売れたのである。
つまり、市場のニーズを調査することもなく、良い製品を作りさえすれば売れたのである。
しかし、製品が一通り行き渡り、買い替え需要期になると様子が一変した。
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世の中は「マーケットイン」の時代に突入したのである。
顧客のニーズを起点に製品を開発・販売しなければ、売れなくなったのである。
つまり、顧客のニーズを無視して製品を作っても売れないことがはっきりしたのだ。
企業は、市場や顧客のニーズを何らかの方法で把握して、製品を設計・製作することで何とか生き残ることができたのである。
中には自分用にカスタマイズされた製品を求めるような顧客も増え始めた。
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2026年 01月 12日
海外生産に踏み切る前によく考えることが大事なのです!

世の中は今頃になって、製造業の国内回帰などと言っておるが、YKKはずっと黒部でもの作りをやってきた。
我々は、自分の手や肌で感じたことを明日の進化につなげていく。
~竹島 清氏の言葉~
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【本文】
■海外生産に踏み切る前によく考えることが大事なのです!■
私事で恐縮だが、「海外生産をやれ」と命じられたときは「1ドル=80円前後」のときだったと記憶している。
マレーシアのクアラルンプールの郊外に工場を開設して、海外生産したときの見積もり計画では、国内生産よりも30%ほどコストが下がる計算だった。
海外生産をやってみると計算外の費用がいろいろ発生して、コストダウン額は目減りした。
そんな、こんなで、せいぜい10%程度しかコストダウンにはならなかった。
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今は折からの超円安時代になっているから、海外生産のメリットはほとんどなく、海外生産品を現地で販売すればほんの少しだけ儲かる程度と思われる。
あわてて国内回帰したメーカーもあるが、どたばたの費用を考えれば大幅な損失だ。
むしろ、国内に留まって国内で改善活動を続けながら生産したメーカーのほうが痛手が少なく、余裕を持って第二創業や多角化にも挑戦できたことと思う。
海外生産に踏み切る前に、よく考えることが大事ではないかと思う。
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