2008年 11月 21日
米ビッグ3の支援先送りの背景は!
【本文】
◆米ビッグ3の支援先送りの背景は!◆
米ビッグ3の支援は先送りされることになった。
その結果、暗い影を落としてか株価は急落した。
特定の企業向け支援を拡大することはブッシュ大統領や共和党の支持が得られない。
しかもビッグ3のCEOたちは政府の支援をお願いするのに一機36億円もする自家用のジェット機で乗りつけた。
「支援をお願いする身でありながら、36億円もする自家用ジェット機できましたね。なぜ民間機で来なかったのですか」という質問に「・・・」。
「帰りは民間機で帰りますか」という質問に「・・・」。
ビッグ3のCEOたちは三人とも無言だった。
人に物乞いする身でありながら姿勢からしてなっていない。
しかも自らの経営責任には言及せず「自動車産業が破綻すれば何十万人もの失業者が出るがそれでもいいのか」と脅迫まがいの態度に終始する。
これでは国民の支持が得られるわけもない。
リーマンを倒産させたCEOも昨年だけで20億円もの報酬を得ていたという。
自分の私利私欲はきっちり満たして、放漫経営もいいところだ。
たとえばGMはこのままでは年末まで持たない。
大型倒産ともなれば金融危機はもっと泥沼にはまる。
さまざまな金融商品に投資している人はそのことを視野に入れておく必要がある。
投資信託や年金型生命保険、株投資は一旦引き上げるのが賢明のようだ。
=コンピテンシー宣教師=
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