2008年 12月 14日
イオン、三菱商事と資本提携の背景は!
【本文】
■イオン、三菱商事と資本提携の背景は!■
イオンが三菱商事と資本業務提携する模様だ。
M&Aなどで拡大路線を歩んできたイオンもかげりが鮮明になった。
2008年2月期に10期振りに営業減益に陥った。
2006年1月に3,000円以上だった株価は3分の1の1,000円を割り込んだ。
時価総額は大きく目減りしている。
もしアメリカが金融危機でなければ買収の危機にさらされる危険水域だ。
大手商社は将来の布石として大手小売業と手を組む傾向が強くなっている。
調達力を最大限生かして手数料も稼げる。
最初は5%程度の株取得のようだが将来は増やす可能性もありえる。
三菱商事はコンビニのローソンに新浪社長を送り込んでいる。
流通のスーパーとコンビニと提携することで仕入れ調達分野で存在感を発揮できるというわけだ。
今回の両社の資本業務提携は市場からも好感を持って受け入れられそうだ。
かげりの見えたイオンの起死回生につながるか注目したい。
=コンピテンシー宣教師=
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