2008年 12月 18日
消費の主役は「下流の上」の生活者!
【本文】
■消費の主役は「下流の上」の生活者!■
不景気、不景気、不景気。
どこへ行っても不景気風ばかりだ。
車が売れない、薄型テレビが売れない、他の家電も売れない。
高度成長時代は「一億総中流意識」の時代だった。
車、冷蔵庫、テレビなどをローンを組んで手に入れた。
バブル崩壊後は「二極分化」の時代と言われた。
上流と下流にはっきりと分かれた。
金融危機、世界同時不況の今は「上流」、「中流の上」、「中流」、「中流の下」、「下流の上」、「下流」、「下流の下」といくつにも分かれるようになった。
限りなく下流の生活者も多くなってしまった。
もう見栄を張っている場合ではなくなった。
そして「下流の上」が消費の主役に躍り出た。
ビール→発泡酒→第三のビール
今年売れに売れているのがアサヒの第三のビール「クリアアサヒ」だ。
第三のビールはキリンが先鞭をつけた「のどごし生」、そしてサントリーの「金麦」が売れていた。
そこに割って入り、ヒットになったのがアサヒの「クリアアサヒ」だ。
第三のビールは、はっきりいって安い。
でもビールの味を楽しめる。
「下流の上」は見栄を張らず、でもビールを味わうことを止めない。
=コンピテンシー宣教師=
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