2009年 03月 07日
下請けいじめ対策を強化しなければ!
建設業界はピラミッド構造。
大手ゼネコンが元受、そして2次、3次、最後は一人親方の工務店。
製造業もピラミッド型。
そして下請けいじめで泣かされるのはいつも中小企業。
何とかしなければ。
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【本文】
■下請けいじめ対策を強化しなければ!■
「下請けいじめ防止法」なる法律を至急制定する必要がある。
好況のときも下請けいじめはあるが今のように不景気のときはことさら下請けいじめが多くなる。
下請け業者が一番困るのは代金の支払い遅延と約束手形のサイトの長さだ。
納品後60日以内に支払わなければならないことになっているが、納品に待ったをかける。
納品した物でもわざと検収を遅らせ、買い掛けに計上せず、支払いもしないでずるずる延ばす。
やっと支払ってもらったと思えば手形サイトが6ケ月とくる。
このような手形は金融機関も割り引いてくれないから街金融に持ち込み高い利子を払わざるを得ない。
手形を温めている間に倒産されて紙くずになることもある。
いじめを告発すれば親会社は叩かれるが、仕事を出さないなどの制裁を受けることになる。
大企業と中小企業の取引だけでなく、中小企業同士の取引でも支払い遅延などの悲惨な状況が起こっているという。
中小企業支払い遅延等防止法なる法律があるが、ザル法。
はっきりと「下請けいじめ防止法」なる法律を制定して対策を強化すべきだ。
=コンピテンシー宣教師=
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