2009年 06月 19日
吉野家、ラーメン撤退は正解かも!
一本足打法、つまり単品商売で生き延びてきたのが牛丼の吉野家。
でも最近はうな丼までやっているから多角化と言ってよい。
吉野家ホールディングスが激安ラーメンから撤退することに。
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【本文】
■吉野家、ラーメン撤退は正解!■
吉野家ホールディングスは保有する傘下の「びっくりラーメン」の約60店舗の運営から撤退することを決めた。
売却先が見つからなければそのまま閉鎖する。
撤退の期限は8月末ということだ。
低価格のラーメンが本格ラーメンに勝てなかったというわけだ。
もともとびっくりラーメンは大阪で創業した。
一杯180円が受けていたようだ。
激安ラーメンとして評判になったりもした。
しかし、運営していた「ラーメン一番本部」が経営破綻。
吉野家ホールディングスが8億円で買収した。
スープやチャーシューの質を上げて価格を一杯250円にしたが息切れした。
今繁盛しているラーメンはこだわりの味を売りにしているものが多い。
安かろう、悪かろうでは通用しない。
たかがラーメン、されどラーメンだ。
牛丼というわけにはいかなかったね、阿部社長。
でもこの撤退は正解。
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