2010年 06月 18日
濃厚サービスで生き残る「でんかのヤマグチ」!
家電量販店戦争は益々熾烈だ。
その結果、街の電気屋は絶滅危惧種。
そんな中、濃厚なサービスで生き残る「でんかのヤマグチ」は参考になる。
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【本文】
■濃厚サービスで生き残る「でんかのヤマグチ」!■
町田市には複数の大手家電量販店が出店していて競争は熾烈だ。
街の電気屋にとっての環境は極めて厳しい。
街の電気屋ははっきり言って「絶滅危惧種」だ。
次々倒産や閉店に追い込まれた。
そんな中、「でんかのヤマグチ」は元気一杯、生き残っている。
でんかのヤマグチも売り上げが激減し倒産の淵に追い込まれた。
ある晩、一人で事務所にいた山口社長が電話を受けた。
テレビが故障して困っている老夫婦のご主人からだった。
山口社長は飛んでいった。
そしてすぐさま修理してあげた。
そしたらご主人は「テレビを買い換えたいから今度来るときカタログを持ってきてくれ」と言った。
山口社長は閃いた。
今まで粗利を25%にしていたが35%にしようと決断した。
3万軒以上あった顧客リストを見直して1万5千軒に絞った。
濃厚なサービスをするために顧客数を絞ったのだ。
キャッチコピーは「でんかのヤマグチはトンデ行きます」と決めた。
無茶な頼みだろうと何でも聞く。
病院への送迎や買い物の手伝いも。
高く売って、「ありがとう」と感謝されるビジネスモデルだ。
高齢化の時代は安く売るというのもいいが、高い分「なんでも聞きます、トンデいきます」というのもいいのではないか。
シマウマ模様の車で今日もでんかのヤマグチは街を走り回る。
=コンピテンシー宣教師=
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