2010年 07月 25日
関さばは、刺身で食べられるから価値がある!
一村一品運動というのがあった。
関さばもその一つ。
なにしろ、高級魚だから一匹5,000円も納得だ。
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【本文】
■関さばは、刺身で食べられるから価値がある!■
佐賀県のご当地ブランドの一つが「関さば」だ。
20年前は何の価値もない大衆魚だった。
ネコもまたいで通るといわれた。
佐賀関漁業組合が中心になり、ブランド戦略に取り組んだ。
一本釣りだから傷をつけず、しかもさばにストレスを与えない。
漁師が仲買人に引き渡すときも「面買い」といって魚に触らず、大きさを見て値段を決める。
人の手を触れないからこれまたストレスを与えない。
出荷のときは脊髄をカットし、活きじめして出荷するから鮮度が落ちにくい。
魚の鮮度を測る数値が「K値」だ。
これが20%ならぎりぎり刺身で食べられる。
普通の真さばは水揚げされた時点ですでに20%ぎりぎりだから刺身は無理だ。
ところが「関さば」は出荷段階でほぼ0%だ。
解凍したばかりのマグロが15%だという。
関さば一匹5,000円。
高級魚だから漁師も関係者も力が入る。
関さばの一本釣り漁師のせがれたちが次々地元にUターンして漁業を継いでくれるからありがたい。
=コンピテンシー宣教師=
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