2010年 07月 29日
近大がトラフグを全部雄化する養殖技術を開発!
魚、それも価値の高い魚の養殖はこれから益々重要になる。
マグロ、うなぎは完全養殖の技術が実用化の段階にきた。
トラフグの陸上養殖はだいぶ進んできたが、全部雄化できれば高く売れるから養殖業者にとってはありがたいかぎりだ。
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【本文】
■近大がトラフグを全部雄化する養殖技術を開発!■
マグロは漁獲量が規制されていく。
各国は日本への輸出量を減少させる。
ウナギは、シラスウナギが通常の7割も減少し、養殖ウナギの量が激減するらしい。
そんな中、独立行政法人・水産総合研究センターがウナギの完全養殖に成功したという報道は朗報だった。
養殖と言ってもシラスウナギを取って大きく育てる養殖方法しかなかったからだ。
一方、トラフグはだいぶ前から陸上養殖が確立していた。
しかし、フグは雄のほうが重宝される。
白子(しらこ)が高価だからだ。
だから養殖するトラフグが全部雄化できたら養殖事業がたちどころに採算ベースに乗る。
近大の研究によって今、養殖過程での温度管理で如何で8割以上を雄化することに成功したそうだ。
もう少し研究が進めば100%雄化も可能ということだ。
雄のトラフグは市場価値が高いから養殖事業者にとってうれしい限りだ。
これからの水産資源は益々養殖に依存する。
日本のお家芸になることは間違いないだろう。
=コンピテンシー宣教師=
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