2011年 01月 11日
企業は「管理能力のある人」が欲しい!
「管理能力」。
昭和の時代の管理職程度の能力でいいから、身に付けておくことだ。
それを「コントロールする能力」と称して「マネージする能力」と区別する。
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【本文】
■企業は「管理能力のある人」が欲しい!■
企業がどんな人を欲しがっているのかを何回かに分けてシリーズで解説中だ。
今回は「管理能力」を採り挙げる。
管理能力には「コントロールする能力」と「マネージする能力」の二つがある。
今回は「コントロールする能力」に絞る。
昭和の管理職は比較的やりやすかった。
会社が敷いたレールから逸脱する部下がいれば、レールの上に戻し、列を乱さないように仕向ければ、それだけで有能な管理職だった。
部下も比較的素直で、号令を掛ければみんな従ってくれた。
従わなければ査定でひどい目に遭うことを分かっていたからだ。
平成になり、多様性のある部下が増えて、一筋縄ではいかなくなったから管理職は苦労する。
部下に手を焼き、ストレスが溜まって心を病む管理職も多くなった。
チームプレーが出来るように列に戻す。
部下の仕事の進捗を把握して遅れていれば挽回するよう、気合を入れる。
部下のミスをタイミングよく指摘して是正させる。
多くの企業は、とりあえず上記の三つをしっかりやってくれる管理職がほしい。
その上、マネージする能力があれば言うことはない。
マネジメント能力は追々身に付けてもらえばいい。
とりあえず、「コントロールする能力」のある人がほしいのだ。
=コンピテンシー宣教師=
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