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「やり手管理職として採用したのに出来が悪すぎて」と嘆く社長!

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さまざまな理由で大企業を辞め、中小企業に再就職する人は多い。


だが、短期に辞めてしまう人が多い。


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【本文】


■「やり手管理職として採用したのに出来が悪すぎて」と嘆く社長!■


セミナーに参加してくれた中小企業のゴム製品製造業の社長が、やり手の管理職がほしいのだがなかなかいい人がいないとこぼしていた。


この会社の社長はトップセールスに飛び回ることが多いので留守のとき安心して任せられる管理職がほしいとかねがね考えていた。


社長としてはプレーイングマネージャーを求めていたのだ。


つまり、必要とあらば現場に入って現業にも携わり、マネジメントもやれる人ということだ。


募集を掛けたところ大手ゴムメーカーを辞めた人が応募してきた。


大手ゴムメーカーでは生産技術の課長経験者だった。


通勤が大変なので給料が下がってもいいから片道一時間以内で通勤できる会社に転職したかったのだそうだ。


話はとんとん拍子に進み、条件面が合意し、入社してもらった。


ところが、実際入社してもらったところ、


□ まったくと言っていいほど「プレーイング」をしない。


□ カタカナ語を頻繁に使い、何を言いたいのか部下の人には分からない。


□ みんなが残業しているのにさっさと帰ってしまう。


など、不評そのものだったそうだ。


結局4ケ月でお引取り願ったとのことだった。


今の時代、大企業といえども管理職はプレーイングマネージャーでないと務まらない。


机に座ってデスクワークだけやっているような管理職はいらない時代になっているのだ。


カタカナ語では現場の人とのコミュニケーションはとれない。


現場の人はバカにされた気持ちになるかもしれない。


噛み砕いて話すことが大事だ。


部下が残業のときは居残り、手伝うぐらいの気持ちがなければ受け入れられない。


せっかく中途採用で入社できてもこのように短期で辞めざるを得ない人は世間では多い。


変なプライドは捨てて柔軟に対応しなければならないということだ。


         =コンピテンシー宣教師=


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配信元は彩愛コンサルピア


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by shimo3781 | 2011-02-03 17:29 | 人事労務 | Trackback