2011年 04月 09日
孫社長が「直ちに健康被害なし」に噛み付く!
「直ちには健康に被害なし」という表現は役人独特の言い回しだ。
後で責任逃れできるように”言葉のあや”を残しておく。
ソフトバンクの孫社長は、皮肉をこめて噛み付いている。
気持ちはよく分かる。
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【本文】
■孫社長が「直ちに健康被害なし」に噛み付く!■
毎日何度か枝野幹事長が記者会見で「直ちに健康に被害はない」と力説する。
原発や放射能の専門家といわれる先生方も口裏を合わせて同じように表現する。
「直ちに健康に被害なし」というから、国民はいずれは影響があると言葉の裏を読む。
「だったらやめとこう」ということになる。
風評被害というが、「直ちには・・・」発言が風評を助長しているわけだ。
自ら100億円を寄付し、自身が役員をやっている間の役員報酬を全額寄付すると発表したソフトバンクの孫社長は太っ腹だ。
だが、彼は奥歯に物の挟まったような表現を嫌う。
「直ちに健康被害なし」というのは、おかしい。
「直ちに健康被害有り。但し症状が直ちに出るわけではない。出た時は、概ね手遅れ」。
これが、正しい表現なのではないでしょうか!と皮肉をこめて言っている。
そう、直ちに被害があるわけだ。
症状が早く出るか、遅く出るか、症状が出ないで一生を終えるかは人によって違う。
ただ、それだけだ。
役人特有の独特の言い回しで、後で責任逃れできるように”言葉のあや”を残しておくのは卑怯なやり方だと思う。
=コンピテンシー宣教師=
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