2011年 11月 30日
記者との懇談会、ぶらさがり会見は落とし穴が待っている!
公式な記者会見の席でないところで、失言したり暴言を吐く要人は多い。
失敗例は山ほどあるのに、なぜ学ばないのか。
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【本文】
■記者との懇談会、ぶらさがり会見は落とし穴が待っている!■
公式な記者会見ともなれば、政治家や高級官僚はそれなりに事前に準備をする。
言葉を選びながら、慎重に発言するからボロは出にくい。
ところがぶら下がり記者会見はそうは行かない。
心の準備をしていないところに記者連中が駆け寄り、矢継ぎ早に色々質問を投げかける。
とっさに失言してしまう。
鳩山元総理は、再三失言した。
非公式な記者たちとの懇談というのも曲者だ。
オフレコだから記事にしないことになっている。
ところが、そのことが逆に気の緩みにつながる。
「放射能を移すぞ」とおどけて見せたら、そのことが報道されてしまい、命取りになった大臣がいた。
今度は田中聡沖縄防衛局長が「犯す前に、これから犯しますという人はいない」などと侮辱的な発言をしてしまった。
居酒屋での記者たちとの懇談だと言うからおそらく酒が入っていたのだろう。
頭のいい国家公務員にしては、あまりにも”おバカ”すぎる。
普天間問題がより混迷を深めるのは間違いない。
ぶら下がりも懇談会も言ってみれば落とし穴だ。
野田総理のように、こんな場でのコメントはやらないほうがいい。
野田総理は、賢い人間だからぶら下がり会見はやらないのだと思う。
賢くないから、落とし穴にはまってしまう。
これからも記者たちの餌食になる要人は出てくることだろう。
=コンピテンシー宣教師=
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