2012年 05月 23日
岐阜マグネシウム火災は燃え尽きるのを待つしかない。水分と反応か!
マグネシウムは軽くて強度が強いが、燃えやすい。
取り扱いの難しい材料だ。
今回の岐阜県の火災は、手の付けようもなかった。
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【本文】
■ 岐阜マグネシウム火災は燃え尽きるのを待つしかない。水分と反応か! ■
5月22日、草木も眠る丑三つ時にマグネシウム火災が発生した。
岐阜県土岐市の非鉄金属加工会社「小野田森村マグネシウム」から出火。
幸い、けが人はいない。
敷地内にあったマグネシウム原料が燃えたと思われる。
近隣住民が気付いて119番通報したが、消防車が来ても水をかけるわけにはいかない。
水をかければ益々燃えるからだ。
マグネシウムは軽くて機械的強度に優れている。
だが、扱いが難しい。
機械で加工中に火花が出て、引火し、火災になることはよく知られている。
一旦火が出れば、高価な機械も燃えてしまう。
下手すれば、工場全部が燃え尽きる。
原材料を大量に保管するのは危険。
水分と反応すれば自然発火することもある。
加工中に出た切りカスも保管がまずいと発火する。
この会社、危険なことは十分承知しているはずなのに、慎重な管理を怠った模様だ。
=コンピテンシー宣教師=
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