2013年 01月 11日
ボーイング787は初期故障がスクリーニングされていない!
製品には「初期故障期間」、「安定期間」、「摩耗故障期間」がある。
ボーイング787のトラブルが頻発している。
初期故障をスクリーニングせずにお客に引き渡しているとしか思えない。
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【本文】
■ ボーイング787は初期故障がスクリーニングされていない! ■
ボーイング787のトラブルが相次いでいる。
バッテリーの火災。
燃料漏れ。
ブレーキの故障。
今度は羽田発松山行きが兵庫県上空を飛行中に操縦席左側の機長席前方の窓ガラスにクモの巣状のヒビが入るトラブルが発生した。
ボーイング787は発売が延期されたり、いろいろすったもんだがあった。
ボディには日本企業のカーボン繊維素材などが使用されていると聞く。
これまでのトラブルの内容から判断するとどうやら初期故障が取り除かれていないようだ。
どんな製品でも「初期故障期間」というのがある。
部品のできそこないもあり得るし、組立上のエラーもあるわけだ。
それらを一般に初期故障、あるいは初期不良と称している。
初期故障を取り除くためのテスト方法が開発されていなければならない。
それがなされないまま出荷すると、稼働状態に入ってから次々初期故障が発生するわけだ。
ボーイング社は、早い話、日本航空や全日空などのお客にスクリーニングのテストをさせていることになる。
ボーイング社の信用はがた落ちで株価も下がっていると聞く。
株価は経営者の通信簿だということを分かってほしいものだ。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は、彩愛コンサルピア
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