2013年 07月 28日
三保の松原、海岸の波消ブロックが景観損ねる。対策に苦慮!
今までありがたがられていたものが急にお邪魔虫扱いだ。
三保の海岸の波消ブロックをどうするか、静岡県は頭を痛めている。
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【本文】
■ 三保の松原、海岸の波消ブロックが景観損ねる。対策に苦慮する静岡県! ■
ダメと言われていた三保の松原が逆転で世界遺産に含まれることになった。
あの長い、長い海岸線。
そしてその海岸から見える雄大な富士山は圧巻だ。
ところが海岸には数か所に波消ブロックが積まれている。
海岸の砂が波に浸食されるのを防止するために10億円もかけて設けたものだという。
絶対にダメとは言わないが、景観を損ねるものはないに越したことはない。
そこで静岡県は波消ブロックを浅瀬の海に沈める案を検討しているという。
しかし、このあたりの海はシラス漁で小舟が行き来する。
底引き網がブロックに引っかかる恐れがある。
干潮の時には船底がぶつかる恐れもある。
しかも専門家に言わせれば、砂を持って行かれることに対する効果は薄いとの指摘もあるのだ。
海岸の砂は本来川から流れ出たものが波で打ち寄せられて集積するものだが、川の砂を取りすぎて砂が海に流れてこなくなったらしい。
工事用の砂を大量に採取してしまったからだ。
波消ブロックも「いい迷惑だ」と嘆いていることだろう。
= コンピテンシー宣教師 =
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