2016年 02月 09日
銀座、小さな飲み屋、幸運の扉、山口洋子の人生の詩!
【贈る言葉】
大事をなさんと欲せば、小なることを怠らず努めるべし。小積もりて大となればなり。
~二宮尊徳氏のことば~
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【本文】
■銀座、小さな飲み屋、幸運の扉、山口洋子の人生の詩!■
一昨年作曲家の山口洋子氏が77歳で亡くなられた。
少女時代は苦難の連続だったと言う。
京都女子高等学校に入るもお金が続かなかったのだろうか、一年生のとき中退した。
東映第四期生に合格し、女優を目指したがこれも2年で諦めた。
今さら故郷へも帰れず、やむなく銀座で小さな飲み屋を開いた。
高度成長時代にうまく乗ってお店は繁盛し、やがてかの有名なクラブ「姫」のママとなる。
クラブは益々繁盛し、銀座一流のクラブとなった。
作詞家に挑戦し、クールフォアイブの「噂の女」がヒットする。
全国歌謡選手権の番組で審査員をしていたとき、五木ひろし氏の歌唱力に惚れ込み、「よこはまたそがれ」の大ヒットに貢献し、紅白出場を果たさせる。
40歳半ばからは作家活動もやり、直木賞を獲得した。
小さな銀座の飲み屋を原点に努力を怠らず、いくつもの幸運の扉を開いた人生だった。
= コンピテンシー宣教師 =
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