2018年 04月 29日
製造業ルネッサンス時代の戦略は!
今、製造業ルネッサンス時代を迎えている。
海外シフトによるコスト優位は失われた。
かつては人的コストが国内の5分の1程度だったが、今や2分の1程度になった。
他のコストを加味すると完全に持ち出しになる。
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【本文】
■ 製造業ルネッサンス時代の戦略は! ■
私が海外生産で最初に赴任したのはシンガポールだった。
シンガポールがコスト高になり、工場をマレーシアに移した。
低コストを求めて日本企業は中国→インド→ベトナムなどへ移転していった。
だが、人的コストメリットは徐々に失われ、下手をすると持ち出しになるかもしれない。
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製造業ルネッサンス時代を迎えたと言ってよい。
だが、国内回帰しても人手不足で工場を稼動するのが困難だ。
外国人技能実習制度を悪用して外国人を安く使う「もぐり」が横行しているが、脱走者が増えて社会問題化している。
「働きたい会社No1」を目標に、労働環境の改革が急務になっている。
ルネサンス時代の戦略は、自動化やAI化になるだろう。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア