2018年 05月 14日
ダメな部下をやり手に育てるには!
ろくに仕事のできない部下をダメ人間と決め付けるのは簡単だ。
でも、そのような部下を一人前に育てられなければ課長自身もダメ人間と言うことだ。
ダメな部下をやり手の部下に育てるのが課長の役目なはずだ。
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【本文】
■ ダメな部下をやり手に育てるには! ■
職場の会議ではいつも槍玉に挙げられる部下のA君は、会議終了後も課長の前に立たされて懇々とお説教される。
「君は月給泥棒だ」などと罵声を浴びせられる。
「君のような部下でも人事部からは一人と数えられているんだ。少しは戦力になってくれよ」といやみを言われる。
課長は、A君を一生懸命指導しているつもりなのだが、全く指導になっていないのだ。
A君は就職情報誌を持ち歩き、辞表を出すタイミングをうかがっている。
一方、心ある課長ならA君を認めてあげることから始めるだろう。
ヒントを与えて考えるように仕向け、「そう、そう、いい感じになってきたよ」と激励する。
そして、少しでも進歩が見えたなら、褒めてやるのだ。
褒められて名誉を受けた気分のA君は、モチベーションが高まり、やがて大きく成長していくのは課長の人徳のなせる業だ。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア