2018年 05月 17日
経営者は有能な参謀を持つべきです!
本田宗一郎氏がエンジンの開発に没頭できたのは、参謀格の藤沢武夫氏が経営全般、特に経理面をしっかり見ていてくれたことが大きい。
現在はあまり参謀論が大きく取り上げられないが、経営者は有能な参謀を持つことは重要ではないか。
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【本文】
■ 経営者は有能な参謀を持つべきです! ■
本田宗一郎氏と藤沢武夫氏は表と裏のパーソナリティを持ち合わせていたそうだ。
だが、二人の会社経営の目的は同じだった。
ものの考え方や見方は違っていたが、発想の時点と到達の地点は一つだった。
だから2人は最後まで一緒に経営に携わり、そして同時に引退した。
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中小企業でもかつては、社長を補佐する番頭格の古参の社員がいた。
例えば、製造業では工場長として社長を補佐し、社員からの信頼も厚いから会社が繁栄できたわけで、番頭イコール参謀的存在だったのだ。
だが、二代目ともなると番頭格の高齢者とは意見が合わず、煙たい存在になってしまい、参謀は辞めてその後新たな参謀を置かない中小企業が増えた。
さまざまな経営課題を解決して乗り切るために、やはり有能な参謀を持つべきと思う。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア