2018年 05月 30日
履歴書と面接からできる人間を発掘するには!
採用活動では人事部門のベテランが面接を担当してこれはと思う学生を採用候補に挙げるだろう。
だが仕事に対する情熱と意欲を持っているかどうかは履歴書とありきたりの面接だけでは分かりにくい。
会話の中から感じ取る感性が必要だ。
==================================================
【本文】
■ 履歴書と面接からできる人間を発掘するには! ■
学生は実によく就職活動を研究しているし、大学側でも就職担当の教官やスタッフを配備して面接時のQ&Aを訓練している。
ありきたりの質問をしてもみんな優等生の答えで、有意差はほとんどない。
かつて私が勤めていた会社では、いろいろな部署の部課長にも面接に参画させていた。
「仮にあなたの部署に配属する人材だとすれば、貴部はどんな面接をして採否を決めますか」と言われているようなものだ。
参画した部署の部課長は学生たちにシナリオにないような質問を浴びせたのを覚えている。
学生はQ&Aになかった質問を矢継ぎ早にされると面食らってしまい、答えに窮してしまう場面が多かった。
「彼女とデートの約束をしているのに上司に残業を命じられました。どうしますか」とか、「先輩のアドバイスを受けてやり遂げた仕事なのに重大なミスがあり、叱られました。どう反応しますか」などと質問してみると本性が見えてくる。
仕事に対する情熱と意欲は、面接の中から感じ取る感性を磨いておくことが大事だ。
= コンピテンシー宣教師 =
==========================================
配信元は彩愛コンサルピア