2018年 06月 11日
働くのと動くのとを混同してはならぬ!
ビジネスマンの中には働くのと動くのとを混同している人は多い。
動くことは多少の運動にはなるが仕事にはならないことを分からせる必要がある。
営業部門にとって訪問件数と訪問の中身ではどっちらが重要かを考えてみればいい。
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【本文】
■ 働くのと動くのとを混同してはならぬ! ■
事務機器などを扱っている名門R社では、数年前までは営業マンに訪問件数をアップするよう指導していた。
靴をすり減らしながら「できるだけ訪問件数をアップしろ」と言っていたのだ。
門前払いも多いし、名刺すら受け取ってもらえない会社も多い。
日報に例えば15社訪問したが、うち再訪問可能はゼロと書くしかない。
効率は極めて悪い。
いい運動にはなるが、仕事にはならないわけだ。
一方、センサーなどで好業績のK社では、何らかの方法でその会社が今抱えている課題を把握し、提案書にしたためてアポを取れた会社から優先して訪問する。
アポを取って訪問するから空振りはなく、必ず応接室か会議室に通されて商談ができるから営業力を発揮するチャンスを得ることになる。
R社の営業マンは流しのタクシーで、K社の営業マンは実車タクシーと言うことだ。
= コンピテンシー宣教師 =
配信元は彩愛コンサルピア