2018年 07月 29日
雇用を守って再建することを信条としている経営者!
日本電産の永守会長は記者から「どんな社会貢献活動をやっているのか」と質問されたとき「雇用を守っている」と答えた。
だが、メディアの人たちからは何も反応もなかったと嘆いておられた。
雇用を守ることを信条としている経営者に対して失礼だと思った。
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【本文】
■ 雇用を守って再建することを信条としている経営者! ■
ちょっと経営の雲行きが怪しくなると多くの経営者はリストラを断行するようになった。
雲行きが怪しくなったり、経営破たんの危機に追い込まれたのは他ならぬ経営者の責任だ。
にもかかわらず、社員をリストラするのは納得できない。
経営者としての責任を果たしたことにはならないからだ。
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永守氏は倒産の危機に追い込まれた会社を20社以上も短期間でV字回復させてきた。
しかし、彼は一時的に給料を下げることはあっても、基本的に一人もリストラしない。
経営の神様といわれた松下幸之助氏の経営哲学は「入るを図って、出ずるを制す」だ。
永守氏も出金を防ぐことで利益。体質に変換してきた。
5Sを徹底することで工場のスペースを確保し、外注に出していた仕事を社内に取り込むことで出金を防ぎ、雇用を確保しているから、正に経営者の鏡だ。
= コンピテンシー宣教師 =
配信元は彩愛コンサルピア