2018年 11月 28日
企業の憂鬱、内定出せども7割近くに辞退される!
採用人数の2倍もの内定を出してみた。
ところが7割から辞退の連絡が入る。
就職担当は上から怒鳴られるが、「こんな条件じゃ自分だって辞退しますよ」とはある大手企業の採用担当者の嘆きの声。
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【本文】
■ 企業の憂鬱、内定出せども7割近くに辞退される! ■
10月時点での内定辞退率は66%に達した。
2019年4月に就職を目指す学生の現状である。
平成25年度には46%だったものが28年以降は60%以上をキープしている。
各社とも内定を出した学生を逃がすまいとしていろいろなイベントを企画して参加を促しているが、参加率は低い。
内定者名簿を見ながら人事担当者は途方に暮れる。
もっといいところがあるのではないかと就職活動を続けてみたら、学生が意図する会社から内定が出る。
「やったあ」とばかりに前に内定をもらっている会社をすっぽかすわけだ。
こうやって就職したのだから定着率がいいかと思えば必ずしもそうはいかない。
住めば都ではなかったのだろう。
結局3年以内に約3割が辞めていく。
仕方ないから外国人を採用しよう。
外国人材問題は移民法もどきになって国会は混乱するが、ごり押しすることになる。
生煮えの法案がまた成立する。
社員にとって居心地のいい会社にするための法案を考える政治家はいないようだ。
= コンピテンシー宣教師 =
配信元は彩愛コンサルピア